CFP 過去問【同じ問題を1日3回以上解く!】
それでは、過去問の使い方の第2回目です。
過去問をただなんとなく解いているだけでは
短い時間で効果を高めることはできません。
それは前回の記事で解説しました。
今回は、更に別のルールを説明します。
分野別に解くことの重要性は前回の記事で
わかって頂けましたか?
分野別に解くのは重要ですが、過去3年分やったとして
1回で終わらせてませんか。
なんとなく、やった感があるので、次の分野の問題を
解きたくなると思います。
不思議なもので、その日のうちにまた同じ問題を
解くのは、なんとなく飽きがあるので
モチベーションが上がりにくいと思います。
私がそうでした。
でも、ここで短時間のうちに繰り返すと記憶が
定着するという脳の性質を利用します。
一度、全て分野別に解いたら最初に戻ってみて
解いて下さい。
2回ではなく、3回連続やると効果的です。
3回全てやるには、それなりに時間は必要です。
この時間を作り出すのも、重要になってきます。
会社員でも、1日4~5時間なんとか時間を
工夫して勉強に当てて下さい。
資格試験は長期戦になると、どうしてもモチベーションが
下がってきますので、短期合格を目指すのがオススメです。
そのためには、短時間でどれだけ同じ問題を解けるかが
大事なのです。
同じ問題を1日に3回連続解く。
このメリットは
・3回連続問題が解けたら、その問題は2度とやる必要がない
・3回連続間違っていたら、苦手なことがすぐわかる
資格試験は、自分の解けない問題をいち早く知り
それを徹底的にできるようにすることが必要です。
この時も、ただ連続3回やるのではなく
肢別に○☓と正誤を確認すること
どういうことかと言うと、上の写真のように
肢が4つある中で、1つだけ間違いを探す問題があるとします。
この中で、なんとなく1の肢は○かな?
たぶん、3の肢は☓だろうと
勘で正解したので、その問題全体は正解として
解説を見ない人がいます。
これは、かなり危険です。
肢1つ1つに対して、何が正しくて何が間違っていて
間違っている理由を説明できるまで理解してないと
少し問題の出し方を変えられると、正誤判断はできません。
写真のように、1つ1つの肢ごとに○や☓の解答を記録し
解説を見ながら、肢ごとに更に○や☓をつけて正誤を
確認します。
時間は、かなりかかりますが
こうして1つ1つ地道につぶすことで
その分野の問題が出ても対応できるようになります。
問題は間違いやすいことを狙ってくるので
しっかり理解しておけば、怖くありません。
過去問を解いていると、毎年聞いてくるポイントは
似ていることが気づきますので
是非活用していきましょう。
まとめます
「同じ問題を1日3回以上解く」
「肢別に正誤の記録をつけましょう」