CFPの申込の締め切りまであと、わずか!
試験日程
平成29年度 第2回 | 平成30年度 第1回 | ||
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試験日 | 第1日目 | 11月12日(日) | 6月10日(日) |
第2日目 | 11月19日(日) | 6月17日(日) | |
試験要項配布方法 | FPジャーナル9月号に掲載 | FPジャーナル4月号に掲載予定 | |
出願期間 | [インターネットの場合] 9月7日(木)~10月5日(木) |
[インターネットの場合] 4月5日(木)~5月7日(月) |
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[願書(書面)の場合] 9月7日(木)~9月21日(木) |
[願書(書面)の場合] 4月5日(木)~4月18日(水) |
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受験票発送日 | 10月27日(金) | 5月28日(月) | |
結果通知発送日※1 [全6課目合格者発表日]※2 |
12月20日(水) [12月22日(金)] |
7月18日(水) [7月20日(金)] |
さて、前回は「期待値」について考えてみました。
優しい計算方法で、理解しやすく説明しました。
過去問にも出てますが、どうしても苦手な人は
捨てるものありです。
どうしても、問題の相性もありますので。
特に、時間がかかる上に超難易度が高い
外貨建て商品は捨てるのもありですよ。
期待値を日常生活で考える場面は?
期待値って知っておくと良いの?
という人がいますね。
私の立場なら、YESとかいいようがありません。
株式投資やポーカーなどをやるのであれば
知らないと、勝率が低くなります。
もちろん、株式投資やポーカーは、必ずしも期待値以外の要素も
ありますから、必須とは言えませんが、やはり知っておくと
強いですね。
日常生活で期待値を考える場面は
宝くじ、競売、カジノなどで考えます。
これらを一切やらないという人も日本では多いかもしれませんね。
でも、競馬やカジノはやらないが、宝くじを買う人は結構います。
期待値という観点から割り出すと
宝くじ:0.3
競馬・パチンコ:0.2~0.25
カジノ:0.9強
になります。
意外ですが、カジノは期待値は低くありません。
なので、カジノを必要以上に怖がるのはやめましょう。
宝くじは、投資家から見ると割が合わないので
私はやりませんね。
保険を期待値で考える
保険はどうなの?
日本人は保険が好きな国民性です。
保険は商品により、期待値が異なるため
一概に言えませんが、正直低いです。
投資家からすると保険は期待値的に加入しない方が良いと
いう意見があります。
しかし、そもそも期待値的に考えるのが合理的なのか?
という反論もあります。
期待値的にマイナスでも保険に入る理由は?
私は、過去の記事では保険は嫌いです
と書いてます。
投資家の視点で見たら
割に合いません。
しかし、絶対に保険に入らないという
訳でもありません。
車は所持してませんが、もし自動車を持ったら
保険に入ります。
期待値的に損しますが、無保険で車を運転する
自信はないからです。
それに、万一の時の損失が非常に大きいです。
そもそも、自動車保険に入らない人はほとんどいません。
残念ながら、無保険の人が公道を走ってますから
そこは気をつける必要があります。
私は、保険業界の実務に関わっていたことが
あるので、そういうことも知っています。
結局、車を運転する人でまともな人なら
自動車保険に入りますね。
期待値だけでは、判断できないことも
あります。
株式投資も、期待値は1つの判断材料に過ぎません
からね。
プロスペクト理論によれば、人は利益より損失に敏感
なのです。
宝くじを買う人より、保険に加入する人が多いのは
損をしたくないからです。
まとめ
・期待値は1つの判断材料
・保険は期待値的にはマイナスだが、絶対に入らない方が良いとは言えない
・人は利益より損失に敏感