CFP独学金融【期待値の計算は難しい？】

CFP試験の願書の申込は９月２１日で終了します。

試験日程

引用元：日本FP協会・試験概要より

今回は、過去問の問題を参考にしながら

「期待値」について解説していきます。

是非、攻略して得点源にしましょう。

慣れると、電卓叩くだけになるはずです。

現代ポートフォリオ理論において、リスク・リターンの概念を

説明する際にゲームを例に説明するとわかりやすくなります。

過去問、金融平成２９年第１回で面白い問題が出題されました。

第３２問です。

試験当日は１問あたり、２分弱で正解を出す必要がありますので

相当なスピードで電卓を叩かないと１点すら取れませんよ。

期待リターンとか期待値って苦手な人は多いです

では、クイズです。

次のゲームで、参加者にとって最も期待収益の額が大きいものはどれか？

１　当たりくじの賞金は２００万円、当たる確率は１００分の１、外れくじを引いた場合は

賞金ゼロで、くじの代金は１万円のゲーム。

２　１等が当たる確率は２０分の１で賞金１０万円、２等が当たる確率は５分の１

で賞金３万円、外れくじを引いた場合は賞金ゼロで、くじの代金は１万円のゲーム。

３　サイコロを投げて偶数が出たら賞金３万円、奇数が出たら賞金はゼロ、参加料が

１万円のゲーム。

４　サイコロを投げて偶数が出たら賞金２０万円、奇数が出たら罰金１５万円を支払う

参加料無料のゲーム。

さあ、いかがでしょうか。

普段、株式投資をしている人でも「期待値」を考えないで売買している

人は多いものです。

村上世彰さんみたく、投資家なら余裕ですね。

でもほとんどの人は、正直かなり難しいのではないでしょうか。

期待値を知るには、株式投資やポーカーをしてみる

期待値って、理解している人はほとんどいませんが

なんとなく、計算方法を覚えてもすぐに忘れてしまうと思います。

理解するには、株式投資をやるとか、ポーカーをしてみると良いですね。

やはり、考える機会が多いと自然と理解ができます。

都内には、ポーカーができるお店がたくさんあるのでオススメです。

余談ですが、管理人は、ポーカープレイヤーであり、ポーカーディーラーも

できます。

ポーカーをすると楽しく、確率や統計、期待値などが理解でき

数字に強くなれますよ。

解答、解説は次回以降にしますね。

まとめ

・期待値を理解する。

・ゲームや株式投資で期待値を考えてみる

・カジノ、宝くじ、競馬、保険など、世の中には期待値が関わることがたくさんある。