平成29年第2回11月19日のCFP試験まであと、3日ですね。
試験直前って、たまに「資格名 勉強法」とか「資格名 独学」とか
検索したりしませんか?
管理人は、息抜き程度にやってました^^
直前になると、不安になるのは普通の感覚ですね。
今回は、CFP試験は正答率50%で合格できることを
数学的に証明してみましょう。
少しでも、気持ちが楽になりモチベーションが上がると
良い循環になりますよね。
目次
CFP試験は正答率50%で合格可能なのか?
CFP試験と同レベルの資格試験として
行政書士や宅建がありますね。
でも、行政書士は5肢択一なので難易度が一気に上がります。
その点、4肢択一のCFPや宅建は攻略しやすいと思います。
CFPでは問題が50問あり、4肢択一なので全部で200の肢がありますね。
200の肢の中で100の肢を100%正誤の判断ができれば合格!
実は、200の肢のうち100の肢、つまり50%の肢を100%正誤の
判断ができれば、合格します。
これは、どういうことでしょうか???
前回の記事で、CFP試験は単純正誤問題のみであると書きました。
単純正誤問題のみのCFP試験は、なぜ合格しやすいのか?応用力よりも知識量で勝負が決まる!
複雑な組み合わせ問題や、個数問題はでません(将来、難化して出る可能性はありますが)。
例えば、4つの肢の中から1つの肢の正解を選びなさいというのが多いので
それを前提に考えていきますね。
パターン1 4つの肢が全て正誤が不明の場合
全く勉強していない人や、小学生が会場に行った場合
どうなりますか?
適当にマークシートに◯をつけますよね。
この場合は、4つの中で1つが正解ですので25%の確率です。
これが、50問なので問題を全く見なくても
50問✖25%=12.5問の正解になります。
さすがに、これでは不合格ですね。
当たり前ですが、勉強しないで合格はあり得ません。
もちろん、奇跡的に30点以上取れば合格の可能性がありますが
宝くじ1等が当たる確率になります。
そんなことに、人生をかけるほど時間はありませんので
しっかり勉強して合格しましょう。
仮に合格しても、無知なので結局勉強する必要がありますしね・・・
パターン2 4つの肢の中で1つだけ正誤の判定ができる場合
① 4つの肢の中で正誤が判定できる肢が正しい肢の場合
たまたま4つの肢の中で、1つだけ正誤が判定ができて
それが正解の肢の場合があります。
この場合は、25%の確率ですね。
これは、ラッキーですよね。
その肢が正解と確実にわかれば、残りの3つの肢がわからなくても
正解となります。
② 4つの肢の中で正誤が判定できる肢が間違っている場合
この場合は、その1つが確実に間違っているとわかった場合です。
4つの肢の中には、3つの間違っている肢がありますので
75%の確率になります。
次に残りの3つの中から、1つの正解の肢を見つける必要があります。
この場合は、3者択一になります。確率で言うと、1/3(約67%)ですね。
よって、このケースだと正解になる可能性は3/4✖1/3=1/4
まとめると、パターン2の正答する確率は50%になります。
これは、①の25%と②の25%を加えると50%になるからです。
1つの肢がわかるだけで、正答率が50%になるのは意外と
思った人も多いと思います。
50%の確率で試験を受けると
50問中25問が正解になります。
これでも、まだ合格はできませんね。
パターン3 4つの肢の中で2つの正誤が判定できる場合
① その中の1つの肢が正しい肢の場合
この場合は、正解が可能ですね。
確率で言うと50%です。(計算については後で解説)
② その中のそれぞれが誤りの肢の場合
2者択一になり、正答可能性は25%です。(計算についてはこの後で解説)
正誤可能な2つの肢が、両方とも誤りの肢の可能性は、3/4✖2/3=1/2(50%)
よって、②の可能性が発生する確率は50%です。
この場合は、残りの2つの肢について勘で当てることになるので
更に確率が半分になるため、25%ですね。
①のケースが起こるのは、②のケース以外の全てなので
100%ー50%=50%です。
まとめますと、パターン3の場合は
①と②の正答可能性を合計した75%(25%+50%)ですね。
この状態であれば合格できます。
50問✖75%=37.5問です。
余裕で合格できることが、数学的にわかりましたね。
パターン4 4つの肢の中で3つ全て正誤判定できる場合
この場合は、解説を省きますが
50問100%正解できますので
50点で合格できます。
パターン5 4つの肢全て正誤判定できる場合
こんな人はいませんが、パーフェクトで文句なしの50点取れますね。
全ての肢がわからなくても、合格はできる
200の肢の中で、100の肢が確実に正誤判定できれば
合格できることがわかりました。
このことから、曖昧な知識よりも確実な100の知識が
合格に必要なことがわかりましたね。
過去問を通して、確実に解ける問題を1問でも増やしていけば
合格の可能性が高まることが理解できたと思います。
まとめ
・200の肢の中で100を正誤判定できるようにする
・知識は100%正解に覚える
・完璧を目指すと、落ちます